HAMLET寅の木乃伊日記

木乃伊のお尻には、無数の赤ちゃんの夢がつまっている


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ランボーの部屋

DSCF2259.jpg



慶應義塾大学の図書館の地下二階。


静かだ。川の流れとも違う。ここで過ごした時間。ランボーの時間。ボードレールの時間。プルーストの時間。プーレの

時間。


円環になった時間。そして楕円になった時間。発火点としての・・・・・・・。



そして古事記の時間。オオクニヌシの時間。そして折口信夫の時間。

したしたと・・・・・・藤原南家の姫がやってくる。

紫の瞳をまっすぐにこっちに向けて。

彼女は王妃だった。

そして同時に王子でもあった。

王権の時。

円環と楕円のあいだ。

あっという間に炸裂する光・・・・・・
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今日の名言42

   「琴には、琴の歌を歌わせよ」      (岡倉天心   「茶の本」より)




誰が奏でられるのだろう?

誰が歌わせられるのだろう?

この秘密に満ちた琴を

森の王の分身として

清らかかな流れの中で生まれた琴を



ただ一人奏でられる者

桐の樹の思い出をすべて蘇らせる者

頭上の雲を歌わせる者

それは森の王子であり

同時に森の皇女である者



男であり

同時に女であるものが

この琴を静かに歌わせることができる

琴はみずからの歌の中で消えていった

永遠に流れるときの流れのなかで



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流し雛

茨城県真壁の真壁のひな祭りにて

小さな山口川に小船に乗ったお雛様を流す小学五年生

早春の光がまばゆい一日だった






無知なる者・・・・・フィリップ・ジャコテ

年を取れば取るほど 私の無知は大きくなる

生きれば生きるほど 所有も支配もすくなくなる

持てるものはことごとく 時には雪に覆われ

時には光り輝く空間 だが決して人の住むことのない空間

どこにいるのか 贈与者、案内者、守護者は?

私は部屋に止まり 最初は黙っている

(沈黙が従僕として少し整理をしに入ってくる)

そして虚偽が一つまた一つと遠ざかるのを私は待つ

何が残っているのか? この死に行く者に

死を確かに妨げてくれる 何が残っているのか?

四面を壁で囲まれて いかなる力が なおも彼に語らせるのか?

このことを知ることができようか 無知文盲 心配性の この私が?

だがまぎれもなく 彼が語る声が聞こえてくる そしてかれの言葉は

光とともに射し入る 定かではないが



愛は 火さながら 過去と 灰になった木の美の上にのみ その光を築く


            
                                 (後藤 信幸  訳)





今日の名言41

「低くなること、それは精神の重力に対して上昇することである。精神の重力はわれわれを高い方へ落とす」

「恩寵、それは下降の法則である」

(シモーヌ・ヴェイユ 「重力と恩寵」より)




長塚節

小夜ふけてあいろもわかず悶ゆれば明日は疲れてまた眠るらむ

すべもなく髪をさすればさらさらと響きて耳は冴えにけるかも

頬の肉落ちぬと人の驚くに落ちけるかもとさすりても見し



烈しい西風が目に見えぬ大きな塊をごうっと打ちつけてはまたごうっと打ちつけて皆痩こけた落葉樹の林を一日苛め通し
た。木の枝は時々ひゅうひゅうと悲痛の響きを立てて泣いた。短い冬の日はもう落ちかけて黄色な光を放射しつつ目叩い
た。そうして西風はどうかするとぱったり止んで終ったかと思う程静かになった。泥を拗切って投げたような雲が不規則
に林の上に凝然とひっついて空はまた騒がしいことを示している。それで時々は思い出したように、木の枝がざわざわと
鳴る。世間が俄かに心ぼそくなった。


(長塚 節  「土」)


美しい冒頭だ。ここだけで彼の卓越した才能がわかる。


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遠くからの光

彼方から苦しみが届けられる時、


たなごころは静かな光で満たされる。


それをじっと見守っている者がいる。

魂乞いの朝

まったく生きる気力がわかない。2008年のように毎日自殺することしか思い浮かばない状態にまたなるかもしれない。医師から処方された薬を二日飲まなかったら、禁断症状が出た。


洗濯している老いた母の姿がいとおしく、懐かしい。

母を見ていると胸が詰まる・・・・・




1990年の日記を読み返す。


「共に欲望し、共に恋し、共に苦しみ、共に死す」


魂乞いの朝

今日の名言40

「恋をすると、人は最も信じているものまでしばしば疑う」  (ラ・ロシュフーコー)


子供の頃から、当たり前と思い続けてきたこと、組織の中で自明とされてきたことに対し、懐疑の気持ちが生じる

ことはいいことだ。恋は偉大なる教師であるとも言える。誰も他律的に強制するわけでもない。自分から自分の自

明性への疑いを生じさせることにおいて、恋くらい神秘的な作用を及ぼすものはない。





今日の名言39

  「欺かれない者はさまよう」  (ある精神科医の著書より)


 現代は、世の中の構造そのものが一種の騙し、欺きになっている。

今回の選挙の自民党の大勝利も、戦後最低の投票率の中、比例代表に自民党の名前を書いたのは、16パーセント

というのが実態の、一種架空の大勝利だ。

 それでも万歳して大喜びする議員たちと、落ちた大物議員を映し出すテレビの画面。一体、国民の民意を正確に

反映しているものはどこにあるのか?

 
 この本の著者は問う。「欺かれる者」は、一体何により欺かれるのだろうかと。

答えはこうだ。「自分の無意識によって欺かれる」のだ。


欺かれないものは、一定期間、精神の彷徨、さまようことをまぬがれない。




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